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成年被後見人の遺言 | ハッピーエンドな人生のために、遺言の必要性をお伝えします。


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成年被後見人が遺言をするには?

成年被後見人とは、認知症や知的障害、精神障害などの理由で常に判断能力を欠くと認められた人のことをいいます。成年被後見人が判断を誤って、財産を失ったりすることがないように、成年後見制度によって保護されます。成年後見人は、成年被後見人の財産を管理し、財産に関するすべての法律行為を代理するようになります。

では、成年被後見人が遺言をするには、どのようにしたらいいのでしょうか?

遺言を作るうえで最も大切なことは「その遺言が本人の意思で作られたものか」ということです。成年後見を受けていても、遺言をする人が、自分の意思で遺言内容を決めて、それを伝えられる状況にあれば、遺言を作ることが可能となります。

遺言が、成年被後見人の判断能力が回復された状況で作られたか否かを確認するため、
法律で「成年被後見人が遺言をする際の条件」が定められています。

成年被後見人が遺言を作る際の条件は以下の通りです。

・成年被後見人の判断能力が一時回復したときに、作られた遺言であること
・遺言を作る際に、医師2名以上が立ち会うこと
・立ち会った医師が、遺言作成時に遺言者が判断能力を欠く状態でなかったことを遺言書 に記載すること
・立ち会った医師が遺言書に、署名・押印をすること

医師の立ち会いによって、遺言者の判断能力があったことを証明することになります。

成年被後見人が遺言を作る際には、以上の要件をしっかりと満たしているか注意する必要があります。

遺言を作ることは、自分の意思を伝えることです。できれば、元気で判断能力がしっかりしているときに、遺言を作り老後に備えてもらいたいと思っています。

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